韓国のりの成績表「世界シェア70%、114カ国に輸出」…日本と中国を圧倒

韩国海苔目前世界市场占有率为70%,出口到了114个国家…远胜日本和中国


「世界市場シェア70%、114カ国に輸出、輸出額6億5000万ドル…」。
別名「海の半導体」と呼ばれる韓国の「のり」が収めた成績表だ。世界ののり生産量は年間250億枚。このうち韓国が124億枚を生産する。日本の83億枚、中国の44億枚を大きく上回る。
韓国のりが主に輸出されるのは米国、日本、中国、タイ、ロシアだ。よく知られているCJ第一製糖、大象だけでなく、中堅企業も輸出市場で頭角を現わしている。おかずを超え「低カロリーウェルビーイングのりスナック」とも呼ばれる。
このうちで「両班のり」で有名な東遠(トンウォン)F&Bは韓国で初めて原草鑑別士制度を作って運営している。原草とは海で育ち加工される前段階ののり原材料だ。20年間原草鑑別士として活動してきた東遠F&B清州(チョンジュ)工場のパク・ソンギ工場長に鑑別秘法を聞いた。

“世界市场占有率70%,出口114个国家,出口额6.5亿美元…”。——这是被称为“大海半导体”的韩国海苔交出的的成绩单。全球海苔产量每年250亿张。其中韩国生产就占了124亿张。远远地超过了日本的83亿张、中国的44亿张。
韩国海苔的主要出口国是美国、日本、中国、泰国、俄罗斯。不仅是众所周知的CJ第一制糖、大象品牌,中坚企业也在出口市场中崭露了头角。被称为超越零食的“低热量健康小吃”。
其中,以“两班海苔”闻名的东远F&B牌在韩国首次建立了‘原草鉴别师制度’。原草是指在海里生长、加工前的海苔原材料。记者向有原草鉴别师20年从业经验的东远F&B清州工厂厂长朴成基询问了其鉴别秘法。

Q:どんな原草が良いのか。
A:原草は一見黒く見えるが、日に照らせば赤黒い色だ。色がはっきりし光沢のある原草が良い。良い原草はかむほど甘みが出てくる。普通はロット別に味をみる。穴があいていたり破れたものも除く。異物がないかもチェックする。

Q:什么样的原草好呢?
A:原草乍一看是黑色的,但照在阳光下其实是黑红的。颜色清晰有光泽的原草比较好。好的原草越嚼越甜。(在工作中)一般我会按批次试尝,有孔洞或破的也要除外,并且也会检查是否有异物。

Q:どんな環境で良い原草が育つか。
A:砂地があり、潮の干満差が大きく、淡水と海水がぶつかる所だ。のりは一度種をまけば11月から4月まで6カ月にわたり8~10回ほど収穫できるが、普通1~2月に収穫されるのりが最もおいしい。寒い冬に育つのりは丈夫で栄養成分が豊富だ。天気が暖かければのりの胞子が温かい水に溶けて流され早く大きくなれない。

Q:在什么样的环境下能长出好的原草呢?
A:在有沙地、潮水涨落差很大、淡水和海水交界的地方。海苔只要播种一次,就可以从11月到4月、也就是总共经过6个月可以收获8~10次左右,但一般1~2月收获的海苔最好吃。在寒冷的冬天生长的海苔会很结实,营养成分很丰富。天气暖和的话海苔的孢子就会溶解在温暖的水中,不能早点长大。

Q:地球温暖化がのりの養殖にも影響を及ぼすか。
A:過去には韓国でも5月まではのりが育った。最近は温暖化で3月を過ぎるとのりが悪くなり光沢が良くなくなる。

Q:那么全球变暖对海苔的养殖也会有影响吗?
A:在过去的韩国,海苔能一直长到5月。最近由于气候变暖,过了3月海苔质量就会变差,光泽也会变差。

Q:原草の産地も変わったか。
A:産地は20年前と似ている。忠清南道舒川(チュンチョンナムド・ソチョン)、全羅北道群山(チョンラブクド・クンサン)・扶安(プアン)、全羅南道海南(チョンラナムド・ヘナム)、珍島(チンド)、莞島(ワンド)、釜山(プサン)などだ。日本に多く輸出するのりは厚いすし用のりで、以前は釜山で生産されていたが、最近は海南や珍島でもそのようなのりを生産している。

Q:原草的产地也变了吗?
A:产地和20年前的差不多。产地在忠南舒川、全北群山、扶安、全南海南、珍岛、莞岛、釜山等地。出口到日本的海苔是厚的寿司用海苔,以前在釜山生产,最近在海南和珍岛也开始生产这种海苔。

Q:20年間原草を鑑別してみた所感は。
A:おもしろい。以前は韓日中以外にのりは食べなかったが、いまは海外で脚光を浴びているのではないか。気候条件や潮の干満差のため他国では品質の良いのりを栽培しにくい。

Q:你这20年来鉴别原草有什么感想?
A:我觉得很有意思。以前除了中日韩以外,其他国家并不吃海苔,但现在在海外海苔备受瞩目。由于气候条件和潮水的涨落差的不同,其他国家很难种植出质量好的海苔。

Q:味付けのりはどのように作るか。
A:水のり(海で採取してきた原草)をすいて干した後に2回焼く。1回目は水分を飛ばし、2回目はパリパリにする。100~200度または、300~400度で焼く。

Q:调味型海苔是怎么做的?
A:把带水海苔(在海里采集的原草)晾晒干后烤制2次。第一次把水分大致蒸发走,第二次把海苔弄得脆脆的。烤制温度分别为100~200度和300~400度。

Q:韓国のりならではの競争力はあるか。
A:日本と中国は厚いのりを中心に生産する。食感が韓国のりとは違う。韓国は薄くすく技術が発展して口で溶ける。それでもっと人気のようだ。韓国には水のりをうまくすく業者が多い。15~20年にわたり取引した業者が多いが、最近は第1世代から第2世代に転換する所が多い。父親の下で仕事を学んだ30~40代がのり加工工場を引き継いでいるのだ。韓国のりが輸出もうまくいっており発展の可能性を見て息子が継続するようだ。

Q:韩国海苔有特有竞争力吗?
A:日本和中国主要生产厚海苔。口感和韩国的海苔不同。韩国有使其变薄的技术,吃到嘴里便能融化。所以好像更受欢迎。在韩国,有很多企业都能够做到很好地风干海苔。有很多企业都是经营了15~20年,最近还出现了很多企业第2代人接手第1代人事业的现象。也就是在父辈手下学习、工作的30~40岁的继承人继承了海苔加工工厂。因为韩国海苔出口也很顺利,能够看到发展的可能性,所以下一代人好像会继续干下去。

Q:今後の目標は。
A:何年か前に日本に行った時にスーパーでうちののりが並んでいる様子を見てとてもうれしかった。売り上げを伸ばして韓国のりが世界市場にさらに広がれば良い。

Q:您今后的目标是?
A:好几年前我去日本的时候,在超市看到人们排着队买我家的海苔,那让我很高兴。希望能够提高销售额,将韩国海苔进一步推广的世界市场上。