クルマの健康寿命を縮める!! "ギリ走行"が愛車泣かせのワケ

缩短汽车的健康寿命!!“勉强行驶”让爱车哭泣的理由


大切なクルマはできるだけいい状態で長く乗りたいもの。そのためにメンテナンスなどに気を使っている人も多いだろう。だが、そうとは知らずにクルマの健康寿命を縮めてしまっているケースもある。
今回は、ガソリンやバッテリーなどが空になるまで給油や充電を行わない"ギリ走行"のデメリットを紹介し、愛車を長持ちさせるコツを考えていきたい。

想尽量让爱车在好的状态下长时间乘坐。因此,很多人都在注意维护等。但是,也有不知道这一点导致缩短了汽车的健康寿命的情况。
这次,我想介绍在汽油和电池等马上要空了还不进行加油和充电的“勉强行驶”的缺点,告诉大家让爱车持久的诀窍。


知ってますか?ガス欠のダメージ
燃料タンクの残量表示が空になっていることに気がつかず、燃料切れによってエンジンが停止してしまうのがいわゆる「ガス欠」だ。ガス欠によるストップ自体も大きなトラブルだが、実は、ガス欠で引き起こされる弊害も意外に多い。
最初に紹介するのは燃料を噴射するインジェクターの過熱だ。高圧力で燃料を吹き出すインジェクターには、その機能上発熱しやすいという性質がある。燃料を噴射し続けているなら、その燃料自体がインジェクターの冷却と潤滑も行っているので問題ないが、ガス欠状態だと"空ぶかし"になり、インジェクターにダメージを与えてしまう。

知道吗?油快没了的损坏
没有注意到燃料箱的剩余量表示为空,由于燃料用尽,导致发动机停止,这就是所谓的“开到没油”。由于汽油不足而导致的停止本身也是一大麻烦,但实际上,由于汽油不足而引起的弊病也意外地多。
首先介绍的是喷射燃料的喷油嘴过热。在高压下吹出燃料的喷射器,在其功能上具有容易发热的性质。如果继续喷射燃料,则该燃料本身也进行喷射器的冷却和润滑,因此没有问题,但如果是汽油不足状态,则会变成“空燃”,对喷油嘴造成损伤。
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これは燃料ポンプでも同様で、燃料タンクが空になった状態で燃料ポンプの作動を続けると、ポンプ内部のモーターが過熱し、それが摩耗の原因にもなる。一度ダメージを受けたモーターは、給油を行っても元の状態には戻らない。
そして最後はスターターの劣化。ガス欠したクルマに給油し、再びエンジンを始動するためにスターターを回すが、燃料パイプ内に燃料が行き渡るまでには数回スターターを回す必要があり、これもスターターモーターやバッテリーの負担を増やすことになる。
このように、ガス欠には弊害も多く、場合によっては周囲の交通状況にも影響を与えてしまう。やはり残量表示はマメに確認して、ガス欠を起こす前に給油するのが最善と言える。

这在燃油泵中也是一样的,如果在燃料箱变空的状态下继续燃料泵的动作,则泵内部的电机会过热,也会成为磨损的原因。一旦电机受到损坏,即使进行供油也不会恢复到原来的状态。
最后是起动机的劣化。给缺少油的汽车加油,为了再次启动发动机会转动起动机,但在燃料管内的燃料通过之前,需要转动几次起动机,这也会增加起动机和电池的负担。
像这样,缺乏汽油也有很多弊端,根据情况也会影响周围的交通状况。还是认真确认油表剩余量,可以说在发生汽油不足之前加油是最好的。


"電欠"だって問題は深刻
近年のBEVでは航続距離が飛躍的に延びている(写真は日産 アリア)。それだけに油断して電欠を起こすことがないよう、日頃の注意を怠らないように
次に考えたいのが最近急速にシェアを拡大しつつあるBEV(バッテリー電気自動車)の電欠について。ガソリン車でもエンジンの始動を始め、ライトやエアコンなど、さまざまな用途にバッテリーが活用されていて、そのバッテリーが上がってしまうと一大事だが、バッテリーのみで走行するBEVではどうなのだろうか?
内燃機関(エンジン)によって発電と充電を行えるハイブリッドカーとは違い、BEVの場合は電欠によって即走行不可になってしまう。これはある意味ガス欠と同様だが、給油を行えばすぐに走行できるガス欠に対し、ある程度の充電時間が必要なBEVの場合、充電設備のある場所までレッカー移動が必要など少々やっかい。そして、電欠ではさらに大きな問題もある……。

“缺电”问题也很严重
近年来纯电车的续航距离飞跃性地延长。正因为如此,为了不疏忽大意引起缺电,平时要多注意。
接下来要考虑的是最近市场占有率急速扩大的BEV(电池电动汽车)的缺电情况。汽油车也有起动机,灯和空调等,各种各样的用途,所以汽油车也上面电池有用,电池如果缺电了就很严重,不过,只靠电池行驶的纯电车又怎样呢?
与通过内燃机(发动机)进行发电和充电的混合动力车不同,在纯电车的情况下,由于缺电而不能行驶。这在某种意义上与缺油相同,但对于只要加油就能马上行驶的汽油车,需要一定程度充电时间的纯电车的,要用拖车把车移动到有充电设备的地方等,有点麻烦。而且,缺电也有更大的问题……。

BEVに使われるバッテリーの多くに、過放電に弱いという性質がある。過放電されたバッテリーはダメージを受け、次に充電を行っても、本来のバッテリー容量まで充電されない可能性もある。だからこそ、バッテリーを空にしないよう心がけるのが大切なのだが、それを意識するあまりの"急速充電の多用"と"ちょこちょこ充電"もまたお薦めできない。
短時間で充電できる急速充電は便利だが、これは大きな電流をバッテリーに押し込むことによって成立している。当然ながら急速充電中のバッテリーは発熱も大きくなり、これがバッテリーへの負担となる。
最近ではバッテリーの状態に応じて充電電流量を調整する急速充電もあるが、やはり通常充電に比べて大きな電流を使っていることに変わりはない。BEVのバッテリーを長持ちさせたいなら、時間に余裕を持って通常充電をメインにするのが得策だろう。

很多用于纯电车的电池都有一种特性,就是很怕过度放电。过度放电的电池会受到损坏,即使接下来进行充电,也有可能充不到原来的电池容量。正因为如此,注意不要让电池变空是很重要的,但是如果过于在意这一点,就经常用“快速充电”,或者是“频繁充电”也不推荐。
能在短时间内充电的快速充电很方便,但这是通过将大电流压入电池而成立的。当然,快速充电中的电池发热也变大,这也会对电池造成了负担。
最近也有根据电池的状态调整充电电流量的快速充电,但与通常充电相比使用较大的电流这一点没有变化。如果想让纯电车的电池耐用的话,有充裕的时间以通常充电为主是上策吧。

そしてもうひとつ重要なのが、ちょこちょこ充電を行わないこと。携帯電話のバッテリーも、ある程度残量がなくなってから充電するのと、マメなちょこちょこ充電によって常に満充電に近い状態にしておくのとでは劣化の進行が変わってくるという話を聞いたことのある人も多いはず。この場合、劣化が進みやすいのはちょこちょこ充電のほう。詳しい説明は省略するが、BEVのバッテリーも基本的には携帯電話と同じだ。
つまりバッテリーの寿命を延ばしたいのであれば、残量20%くらいまで使った後に100%まで充電し、次に充電するのは再び残量が20%くらいになってから、といったサイクルを繰り返すのが正解。道路上での電欠が怖いのは当然だが、それを恐れるあまりバッテリーの負担を増やすのも考えものだ。

还有一个重要的是,不要经常充电。很多人都听说过,手机的电池在某种程度上没有剩余量之后再充电,和通过勤快的充电经常处于接近满充电的状态,电池劣化的情况会发生变化。这种情况下,容易恶化的是经常充电的。我就把详细说明省略了,直接说结论,纯电车的电池基本上也和手机一样。
也就是说,如果想延长电池的寿命,在使用余量20%左右后充电到100%,接下来充电的正确方法是再次在余量达到20%左右之后重复这样的循环。道路上的续航焦虑是理所当然的,但由于过于焦虑而增加电池的负担也是值得考虑的一个问题。


エンジンオイルのギリ使いには要注意!
ベストカーウェブ読者なら、エンジンオイルの定期的な交換が必須というのはご存じのはず。ただし、なぜオイル交換をしなくてはいけないのかを詳しく知っている人はどのくらいいるだろうか?
エンジンオイルとは、その名の通りクルマのエンジンに使われるオイルで、主な役割は可動部品の潤滑だ。もしエンジンオイルが空になってしまうと、そのエンジンはすぐに焼き付きを起こして使いものにならなくなる。空になるのは極端としても、使用するに従ってエンジンオイルは汚れてしまい、これがエンジンに悪影響を及ぼす。

使用机油时要注意!
大家应该知道必须定期更换机油。但是,有多少人知道为什么必须换油呢?
所谓机油,顾名思义就是用于汽车发动机的机油,主要作用是润滑可动零件。如果机油空了,那发动机很快就会发生灼烧而无法使用。虽然空了是很极端的情况,但随着使用,机油会变脏,这会对发动机产生不良影响。

エンジンの内部には燃焼で生じたカーボンなどの汚れが付着するが、エンジンオイルには潤滑と同時にこうした汚れを吸収する役割もある。これでエンジンの状態が保たれるのだが、当然ながらオイルは汚れてしまい、やがてそれが限界に達する。さらにエンジンオイルが大気中の水分を取り込んで乳化し、これもまたオイルを劣化させてしまう。
この他にもエンジンオイルを劣化させる要因はいくつかある。このため、エンジンオイルを定期的に交換して良好なコンディションを維持しておきたい。エンジンオイル交換の際には当然ながらオイルの量もチェックされるので、なんらかの原因でオイルが減ってしまっていても焼き付きを起こす前に対処できる。
さすがにエンジンが焼き付いてしまう状態までオイルが減るケースは少ないが、オイルにとってのギリ走行にならないよう用心しておくに越したことはない。

发动机内部附着燃烧产生的碳等污垢,但发动机油在润滑的同时也有吸收这些污垢的作用。这样就能保持发动机的状态,当然油会弄脏,不久就会达到极限。然后还有机油会吸收大气中的水分进行乳化,这也会使机油劣化。
除此之外还有几个使发动机油劣化的因素。因此,希望大家定期更换机油,维持良好的状态。更换机油的时候当然也会检查油的量,所以即使由于某种原因导致油减少了,也可以提前发现问题,在故障之前处理。
虽然很少有油减少到发动机烧毁的情况,但还是要注意不要在机油少的情况下勉强行驶。


タイヤの空気圧は「過ぎたるは及ばざるがごとし」
タイヤはホイールとの間に空気を入れることによってその形状を保っているが、適切な空気圧に設定しないと本来の性能を発揮できず、摩耗も進行しやすくなる
一般的な自動車は空気入りのゴムタイヤを装着している。このタイヤに入れる空気の圧力によってタイヤの形状は維持され、空気圧が足りないと、タイヤは車重や走行時の荷重によって大きく変形し、本来のグリップ力を発揮できないばかりか、偏摩耗を起こす要因にもなる。何よりそんな状態のタイヤで走るのはとても危険だ。
タイヤの空気圧は、走行するに従って徐々に低下してしまう。これはバルブやホイールなどのほんのわずか隙間から空気が漏れてしまうため。ただし、この空気圧低下は通常ゆっくりと進行するので、日常使用であれば、自車のタイヤ空気圧は月に一回程度の頻度でチェックし、必要に応じて空気を補充してやればいい。
もちろん、このようにタイヤ空気圧のケアを実施している人は多いはず。だが、漏れた時に備えて日常的に空気圧を高めにセットしている場合は注意してほしい。実は、空気圧の低下は危険だが、高すぎる圧力もまたタイヤにとっては良くないのだ。

轮胎的气压“要适当”
轮胎通过在车轮间充气来保持其形状,但如果没有设定为适当的气压,则不能发挥本来的性能,也容易导致磨损
一般汽车都装有充气橡胶轮胎。通过进入该轮胎的空气的压力来维持轮胎的形状,如果气压不足,则轮胎会因车重或行驶时的载荷而发生较大变形,不仅不能发挥本来的抓地力,而且也是引起偏磨损的主要原因。最重要的是用那种状态的轮胎跑是非常危险的。
轮胎的气压随着行驶而逐渐降低。这是因为空气会从阀门和车轮等的微小间隙中泄漏。但是,由于该气压下降通常缓慢进行,所以如果是日常使用的话,本车的轮胎气压以每月一次左右的频率进行检查,根据需要补充空气即可。
当然,像这样实施轮胎气压护理的人应该很多。但是,为了防止泄漏,日常设置高气压的情况也要特别注意。实际上,气压低是危险的,但是过高的压力对轮胎来说也不好。

タイヤの空気圧が高すぎると、そのタイヤは本来想定した形状よりも"丸く"なり、路面に対してタイヤが平らに接地しなくなってしまう。これはグリップ力の低下につながり、タイヤ中央部の摩耗を速めることになる。
そして高すぎる空気圧は乗り心地も悪化させる。これは高圧によってタイヤが硬くなり、本来が持っているはずの衝撃吸収能力が低下するから。そして硬すぎるタイヤは、適正空気圧のタイヤに比べて、道路の段差を乗り越えた際などにダメージを受けやすい。
以前はタイヤの空気圧をメーカー推奨時より高めにすれば、転がり抵抗の低下によって燃費が向上するというウワサもあったが、これはあくまでウワサにすぎず、タイヤはメーカー推奨の空気圧で使用するのが最も効率的なのは言うまでもない。
空気圧低下によるギリギリ走行を避けたいがために、パンパンな状態で走行するのもNG。「過ぎたるは及ばざるがごとし」はタイヤにとっても言えることだ。

如果轮胎的气压过高,则该轮胎比本来设想的形状“圆”,轮胎与地面接触的地方就会不平坦。这导致抓地力下降,从而加速轮胎中央部分的磨损。
而且过高的气压也会使乘坐感觉恶化。这是因为高压会使轮胎变硬,本来应该具有的冲击吸收能力会下降。而且,过硬的轮胎与适当气压的轮胎相比,在跨越道路的台阶时等容易受到损伤。
以前也有传言说,如果轮胎的气压比制造商推荐时高,则滚动阻力的降低会提高油耗,但这只不过是传闻,轮胎在制造商推荐的气压下使用是最有效率的,这是不言而喻的。
要避免在气压低而勉强行驶,也不能在硬邦邦的状态下行驶。对轮胎来说就是要“适当”。

愛車を長期間良好な状態に保ちたいのはオーナーなら当然のこと。クルマのコンディションは安全性にも直結するので、無理なギリ走行は控えて、安全かつ快適なカーライフを送りたい。

如果是车主的话,想长期保持爱车良好的状态是理所当然的。汽车的状态也直接关系到安全性,所以希望不要勉强行驶,度过安全舒适的汽车生活。