「中華帝国傘下になりつつ、伝統的な祭祀を引き継いだ姿にした」 想像で描いた邪馬台国女王の肖像画、今回は中国風に

成为中华帝国麾下的同时,继承了传统祭祀的样子,根据这样的想象绘制的邪马台国女王肖像画,此次采用中国风格



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中国風の衣装を身に着けた若い卑弥呼像=桜井市纒向学研究センター提供
 桜井市纒向(まきむく)学研究センター(奈良県)は、邪馬台国の女王・卑弥呼を想像で表現した新しい肖像画を作成した。シャーマン(呪術者)や巫女(みこ)のイメージで描かれることが多いが、今回は中国風の衣装を身に着けており、「魏(ぎ)に使者を送り、絹織物などを贈られた倭王としてふさわしい姿にした」という。
 肖像画は同センターの寺沢薫所長の監修で、奈良芸術短大で日本画を学んだ整理員の西田千秋さんが約1か月かけて制作。ガラス玉や管玉を縫い付けたベールをかぶり、龍をあしらった衣装をまとう。戦の指示をする軍扇の意味を込めたシラサギの羽の扇を持ち、椅子に座る姿とした。

身着中国风格服装的年轻卑弥呼像=樱井市缠向学研究中心提供
樱井市缠向学研究中心(奈良县),制作了想象中的邪马台国女王卑弥呼的新肖像画。卑弥呼经常被描绘成巫术者或巫女的形象,但这次穿着的是中国风格的服装,“作为向魏国派遣使者,获赠丝织品等的倭王,这一形象很是合适”。
肖像画由该中心的寺泽薰所长监修,并由曾在奈良艺术短期大学学习日本画的整理员西田千秋花了大约一个月的时间制作。头戴缝有玻璃球和管玉的纱巾,身着绣有龙的服装,手持具有指示作战的军扇之意的白鹭羽毛扇,并坐在椅子上。

 寺沢所長が「20歳代後半の若い姿で倭王にふさわしい服装に」と企画。水彩絵の具などで描いた西田さんは「イメージを具体化し、布の質感や文様の割り付けなど細部まで仕上げるのに苦心した」と言う。
 寺沢所長は「最新の研究成果を生かし、中華帝国傘下になりつつ、弥生時代の伝統的な祭祀(さいし)を引き継いだ姿にした」と話している。
 新たな肖像画は10月16日、東京・有楽町のよみうりホールで開かれる同センター設立10周年記念の東京フォーラム9「卑弥呼共立」(読売新聞社後援)のチラシに使用されている。

寺泽所长 “以二十岁后半段的年轻姿态穿跟倭王相称的服装”为企划。使用水彩颜料等画了这幅肖像画的西田说:“为了将形象具体化,在布料的质感和图案的分配等细节上煞费了苦心”。
寺泽所长说:“活用了最新的研究成果,在成为中华帝国麾下的同时,继承了弥生时代的传统祭祀”。
新肖像画将被用于10月16日在东京有乐町的读卖大厅举行的纪念该中心成立10周年的东京论坛“卑弥呼共立”(读卖新闻社赞助)的传单。