数日間食事を一切与えず・低栄養状態で放置…5歳男児餓死で初公判、母親が起訴事実認める

5岁男孩被饿死事件首次公审,母亲对起诉的事实供认不讳

福岡県篠栗(ささぐり)町で5歳の男児が餓死した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の碇(いかり)利恵被告(40)の裁判員裁判の初公判が6日、福岡地裁(冨田敦史裁判長)で始まった。碇被告は起訴事実を認めた。

福冈县篠栗町5岁男孩饿死事件,因监护人遗弃致死罪而被起诉的母亲碇利惠(40岁),6号在福冈地方法院(审判长富田敦史)开始对其进行初审。被告人对起诉内容供认不讳。

起訴状では、碇被告は知人の赤堀恵美子被告(49)と共謀し、2019年8月頃から、碇被告の三男・翔士郎(しょうじろう)ちゃんの食事を減らすなどして痩せ細らせた。20年3月下旬頃には重度の低栄養状態になっていたのに放置し、同4月18日に自宅で餓死させたとしている。赤堀被告も保護責任者遺棄致死罪で起訴されている。

根据起诉书内容,被告人与熟人赤堀惠美子(49岁)合谋,从2019年8月左右开始,通过减少被告人的三儿子翔士郎的饮食等方法使其消瘦。20年3月下旬左右,翔士郎处于严重营养不足的状态,被告却对其放任不管,4月18日翔士郎在自己家中被饿死。赤堀也以监护人遗弃致死罪被起诉。

碇被告は事件当時、離婚して生活保護を受給しながら、翔士郎ちゃんと小学生の長男と次男の3人の子どもと暮らしていた。

被告人在案件发生时,一边领取离婚生活保障,一边与翔士郎和身为小学生的长子和以及次子3个孩子一起生活。

検察側の冒頭陳述によると、両被告はお互いの子どもが同じ幼稚園に通っていたことで知り合いになった。検察側は、碇被告は赤堀被告の「夫が浮気している」などのうそを信じて離婚し、赤堀被告への依存を深めて、生活を支配されていたと主張。「翔士郎ちゃんを助けることができたのに、主体的な行動を放棄していた」と述べた。

根据检方的开场陈述,两名被告因彼此的孩子在同一所幼儿园上学而相识。检方主张,被告人碇相信被告人赤堀的“丈夫出轨”等谎言而离婚,并加深了对被告人赤堀的依赖,连生活被她操纵着。“明明能帮助翔士郎,却放弃了主动的行动。”。

弁護側は、碇被告は赤堀被告に、生活全体を支配されていたとし、情状酌量を求めた。

辩护方认为由于被告人赤堀操纵了被告人碇的整个生活,要求对碇酌情处理。

赤堀被告は碇被告とは分離されて公判前整理手続きが進んでおり、別の裁判員裁判で審理される。弁護人によると、赤堀被告は「餓死は母親の責任で、共謀もしていない」と全面的に否認しているという。

被告人赤堀与被告人碇分开,检方正在进行公审前的整理手续,由其他陪审员审理。据辩护人说,被告人赤堀认为“饿死是母亲的责任,我也没有共谋”,否认了碇的说法。